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幼児教室を始めました。

Logo_4 今年の3月から横浜の大倉山で幼児教室を開設した。
かねてからの計画事業であったのだが、本業が震災の影響を受けたこともあり、少々前倒しのスタートとなった。
名前を「ピグマリオンぷち」と言い、大阪に本拠を置くピグマリオン幼児教育研究所のメソッドのハードルを下げ、どの幼児にも無理なく指導できるよう、再構築したものだ。神奈川県では私たちが初出店となる。
関西では名の知れたピグマリオンなのだが、関東ではいまひとつ・・・しかし「横浜にピグマリオンが出来たんですね!」と言って来てくださるお母さまもいて、感謝カンゲキである。

もともとピグマリオンとはギリシャ神話に登場する王様の名前で、この王様が理想の女性を彫刻に施し、ガラテアと名付けた。やがてはそのガラテアに恋をしてしまい、人間になることを願ったのだが想いは叶わない。もはや彫刻からひとときも離れなくなり次第に衰弱していくピグマリオン王の姿を見かねた女神アプロディーテがその願いを容れて彫刻に命を与えた。そしてピグマリオンはガラテアを妻に迎えた・・・というお話。

それが教育心理学で「ピグマリオン効果」と呼ばれるようになったのが1960年代。人間は期待された通りに成果を出す傾向があることの表れを学校現場で実証したのが始まりだ。
詳しくはウィキペディアなどを参照して欲しいのだが、かいつまんで言うと、教師が期待を込めて生徒を指導すると、その生徒も「先生の期待に答えねば!」と一生懸命勉強するようになり、成績が向上する、という結果が得られるというもの。教師期待効果、ローゼンタール効果とも呼ばれる。

ただピグマリオン効果さながら、子どもたちに「がんばれ!がんばれ!期待してるぞ!」と傍で言ってるだけじゃ現実は効果ゼロだ。
期待しながら「何をさせるか」が大切である。
よく親や教師の期待がプレッシャーとなり、逆に勉強嫌いになってしまう子どもがいるが、幼児期の子どもたちにはそんなことは意識しなくてもいい。子どもたちの知的好奇心はものすごいのである。期待を込めて指導し、好奇心を刺激してやればプレッシャーどころか「もっと、もっと!!」なのである。その時の目の輝きには感動すら覚える。だから教師も「よぉし!もっと、がんばれぇー!」という相乗効果を生むわけだ。
その知的好奇心を年齢別、能力別に刺激してやるのが、ピグマリオンメソッドである。
ここでどういうメソッドであるかを説明するとかなり長くなるので、詳細については「ピグマリオンぷち大倉山教室」ホームページを見ていただけるとありがたい。
とにかく「与えるもの」で子どもは劇的に変わる。そして期待しながら見てやると目をキラキラさせているのだ。あのキラキラは美しい。これを見てるだけで、この仕事を始めてヨカッタ、と感じる。
そしてこの子達は必ず「問題解決能力」をもった大人になってくれるに違いないと信じる。
その意味を次号で書くこととする。

杉原輝雄さんを偲ぶ

Sugiharaprophots01_31 杉原輝雄さんが亡くなられた。
ここ一年、ツアーから遠ざかっていたのは知っていたが、近況は残念ながら存じ上げなかった。訃報の知らせもその日、電車の中でバッタリ会った友人から聞かされ、その足で予定していた忘年会に向かったものの、全く気乗りしないものとなった。
最後にご連絡したのは昨年4月の中日クラウンズで51年連続出場の世界記録を作られたときに打った祝電だ。携帯電話を持たない杉原さんなので、なかなか電話で話せるチャンスも少なく、年賀状などもっぱらお手紙を差し上げるくらいだった。季節のご挨拶などをした際は必ず玲子夫人からお礼のお手紙を頂戴した。その達筆ぶりとセンスの良さは頂くたびの我が家の関心事でもあった。

杉原さんとの出会いはかれこれ11年ほど前に遡る。
当社で発売した健康リング「カレオリング」のイメージキャラクターになっていただいたのだ。このブログでも出だしでご紹介したが、本当に大変お世話になった。
当時、健康リングはちょっとしたブームであり、プロゴルファーの間でもつける人が増えていた。リラックス出来るとか集中力が得られるなどの触れ込みから、パットの精度が高まるとの期待からである。そこで当社もゴルフショップを中心に販売していく展開を決めたのだが、無名のメーカーであり、商品でもあるだけに簡単には取り上げてもらえない。問屋や販売店からは「誰か有名人とタイアップ出来ないんですか?」と言われたが、もともと芸能人、有名人に縁はないし、お金を積んで広告屋に手配してもらうほどの予算もない。しかし人のツテってすごいですね。こんな話、方々にしてるうちに杉原さんに行き着いた。北海道の販売店さんが杉原さんをよくご存知とのことで紹介してくださることになったのである。杉原さんは毎年、北海道開催のツアー(アサヒ緑建シニアカップだったか?)に参戦していたので、タイミングを合わせ北海道での対面が実現した。そしてイメージキャラクターのお願いも快く引き受けて下さったのだった。

杉原さんと言えば「マムシの杉原」とか「ゴルフ界のドン」とかちょっと取っ付き難いイメージだ。確かにマスコミに対してはそんな感じである。でもそこが大阪人気質と言うかコワオモテながらもリップサービスも忘れない。シーズンオフには講演会やイベントでトークにも磨きがかかっている。当社も東京の百貨店イベントの際は何度かお出でいただいたが、結構、盛り上がってた。お客様もコワオモテの杉原さんをイメージしているだけに、そのギャップに最初は戸惑いつつも、その軽妙なトークに巻き込まれているのである。とにかくお客様のためはもちろん、契約メーカーのためにもサービス精神旺盛だった。デサント社のウエア、特にマンシングウエアのマークは旗印だったし、キャスコ社のボール、クラブはパワービルトを長く使っていた。

最後までレギュラーツアーに参戦していた杉原さんであるが、「予選通過の見込みがない選手が出場することで若い選手の出場機会を減らしているのでは」という論調があった。このことに対し「上を引きずり降ろして自力で出てくるのがプロや」と一蹴していたが、後日「杉原のプレーを見て喜んでくれるお客様が一人でもいれば出続ける。」と仰っていた。
ラウンド中はとにかく走っている。当然レギュラーツアーなのでドライバーの飛距離は50ヤードは確実に離される。スロープレーにならないようにティグランドを出るとダッシュするのだ。しかもセカンドのクラブを持って。時には2、3本。しかしキャディは走らせないのである。だから杉原さんのラウンドに帯同するとちょっと奇妙だ。ご本人がめいっぱい走ってる後ろからキャディが悠然と歩いてる。もちろんそうするよう指示してるわけだが、ちなみにキャディは若い女性だった(私が知ってる当時では)。そしてバンカーも自分でならす。クラブの出し入れやライン読みも全部自分でやっていた。ラウンド終了後に「お疲れ様でした」とご挨拶に行くと「中に来なさい」と言ってクラブハウスに招き入れてくれ、お茶をご馳走してくれる。私からするとクラブハウスの中は「あー○○プロだ!」とか「おっ△△プロだよ」とかミーハーそのもので楽しかった(私の個人的な思い出話で恐縮です)。

私が杉原さんと知り合ったときは既に前立腺ガンを発症した後だった。「手術をしたらゴルフ寿命が縮まる」と言って投薬に徹しておられた。「手術をせずに後悔する結果になってはゴルフも出来ない」というアーノルド・パーマーの説得のコメントは杉原さんを心配する人達を代弁するものだったであろう。
今では一般的になった加圧式トレーニングを積極的に取り入れていたのもアスリートでは杉原さんが先駆けではなかろうか。しかも当時老舗の東京府中市のジムに大阪から月に何度も通っていた。「もっと飛距離を出したいから」と仰っていたのが忘れられない。
とにかくゴルフが何よりも優先していた。きっと当社の商品も「ゴルフのため、健康に良いのなら」という思いから引き受けて下さったのではないだろうか。わずかでも貢献できてたら良いのだが。

杉原さん、これまで本当にお世話になりありがとうございました。
上の写真は杉原さんがカメラマンに頼んで自らポーズをとってわざわざ送って下さったものでしたね。本当に感激しました。
コワオモテだけど本当は大変気持ちの優しい方でした。そして周囲に意外なほど気配りされる方でした。でもゴルフ界には常に重鎮としての厳しい目線で提言されていました。そういえばテレビの解説にはついにお出になりませんでしたね。芹沢プロに「10年早い」と仰っていたのが印象的です。でもあちらに行かれたら杉原さんはゴルフ界の中では後輩になるのでしょうか。ちょっと想像できませんね。
今日、JPGAが第一号となるゴルフ殿堂入りを検討してるというニュースがありました。新宝塚CCでは杉原記念館が建てられるとか。「なんでやねん」って言いそうですね。もうラウンドをご一緒させていただくこともないですが、わたし的に来年もゴルフ頑張ります。

ではそちらでもますます杉原節を聞かせてゴルフ楽しんでください。上空だと空気が薄くて念願のドライバーの飛距離アップ実現するかも知れませんね(笑)

若手社員の「困ったもの言い」

Photo 取引先から同名のタイトルの情報レターが届いた。
当社には残念ながら20代の若手社員がいないので体験できないのだが、想像はできる。
ちょっと興味深い内容なのでご紹介したい。

「次の指示を待っていました」
仕事が終わってから何もせず何時間も無駄に過ごしたあげく、声を掛けてみたら出てくる言葉。

残業時間中にただボーっとしてるんだろうなぁ。それを悟られるのがイヤな若者はPCに向かって仕事してるフリしたりしてるんだろうか?

「できないとは言えません」
若手社員は質問を遠慮している。無能だと思われることを恐れたり、出来ないことを恥ずかしいと思っている。

逆に言うと出来ることしかやらない、ということか・・・

「A4って何文字、何行ですか?」
若手社員は正解を一気に出せるように情報を始めに求めるという傾向がある。そのため、上司に対してこと細かな指示を仰ぐのである。

これって若手じゃなくてもありますよね。考えたり調べたりしようとしない人。それとか「指示をもらうのが当然」と思っている人。だから「出来ない」とは言えないけど、「聞く」ことは余り恥ずかしいことじゃないんだろうな。合理性を求める点は悪いとは言えないけど・・・

「ウツっぽいんです」
→やる気がない日や二日酔いの日に「ウツっぽい」などと言って早退、欠勤する若手社員がいる。またストレス耐性が低く、目の前の小さな障害や上司との日常会話に苦手意識を感じ、本当に体調を崩してまう場合もある。

それ自体が学生時代からの日常語だったのだろう。テンション低いだけで「ウツじゃねぇの!?」などとあしらわれるのだろうか。体調が悪くなるのは若者だけじゃないので、別に欠勤しても構わないと思います。ただ上司に向かって「ウツっぽい」とか言うなよな!ってところだ。

「・・・・・・」
→無言で帰宅の意。みんな忙しそうな中、自分だけ帰るのは気が引けるから、黙って帰路につく、という若者がいる。

これも若者じゃなくても見かける風景。この手の人ってホントにスッと消えるようにいなくなるんだよなぁ。私もかつて現場にいたころ、プロジェクト業務ですったもんだしてると、気がついたらいないヤツっていましたよ。それとか肝心なところを面倒みないで帰ってしまうクライアントとかね。

「草食系男子」がこうなのだろうか。最近、若者と接する機会がないのでイマイチ草食系自体がピンとこないのだが、軟弱なヤツは昔からいる。こういうヤツは大抵、女の子からも「もー、○○クン、しっかりしなよっ!」などと言われてケツを叩かれていたのだ、昔は。でも今は言わないのかも知れないな。女の子も同世代として草食クンの感性に一定の理解を示している可能性がある。
欲しいモノは手に入る、やる前に親がやってくれる、待ってれば出てくる、言わなくても理解してくれる親や友達がいる・・・これらは男の子だけに限った話じゃない。だが大抵「困った若者」を象徴するのは男の子が起用される。

私が過去、多くの採用面接をした中で最も印象深い人がいる。女の子である。
アルバイト採用の面接の時、確か大学生だと思ったが、テーブルに片ヒジついて手を頬に当てた状態で受け答えする子がいた。もう15年以上、前の出来事である。その子も今はいい大人なワケだ。
常識のない、お行儀の悪い、言葉が足りない子は昔からいる。ただ今の子はその割には結構スマートなのだ。もちろん賢いという意味のスマートではない。なんだろう・・・「こまっしゃくれてる」とでも言うべきか。これは子供に使う言葉か。まぁ彼らも子供の範疇だが・・・

だからと言って「今の若者はダメなんだ!」と言うつもりは更々ない。
当該の情報レターにもこれら物言いに対する対応策が綴られているが、長くなるので省略する。要は「今の若者のトレンドはこうだから、こうしましょう」的なことなのだが、組織論というか大人の理屈というか、まぁ上から目線なのである。
若手社員が自立しないのはリーダーが「やってはいけないこと」をやってるからだ、とも言える。中小企業やオーナー会社の場合、特にそれはある。
「上司に迎合するムード」、「上司のマネジメントが威嚇的」、「社員の前向きな姿勢やプロセスを評価しない」、「成果の見返りを怠る」、「人間同士の関係性、連携の欠如」が挙げられる。

人が仕事や組織を動かす時、大きな原動力が必要だ。そのパワーを生み出すためにリーダーが一人でフル回転しようとすると、得てしてやってはいけないことをやってしまいがちではないだろうか。
私もリーダーの一人として自戒するところがある。
そして現在、大学生と高校生の私の子供たちが「使える社会人」になってくれるのかも心配だ。
今、教育現場ではテストで100点取るテクニックや記憶術ではなく、問題(それがテストであれ日常生活であれ人間関係であれ)に立ち向かう解決能力を養うメソッドが必要なのである。
今後はそんなことも視野に入れた事業展開をしていくつもりでいる。

夏の思い出

ついに8月は一回も更新しないまま9月を迎えた。ずっと夏休みだったワケじゃない。
ブログを始めてから1年が経つが、そろそろ飽きたのか?いや、そうじゃないけど・・・とりあえず「暑かったから」ということにしておこう。

それにしても今年の夏は序盤が涼しく、このまま行ってくれるとアリガタイ、と思ってたが、あに図らんや、ジリジリとした猛暑を経て、結構早めの台風到来となった。
本日も台風12号がゆっくりと歩く程のスピードで接近している。実は明日、最後の夏休みを取って軽井沢へゴルフに行く予定でいたのだが、台風のため中止となってしまった。
歩かないで走れ!いや、自転車に乗れ!いやいや、車にでも乗ってとっとと通過してしまえ!ってカンジである。
Photo
しかし夏のアクティビティは山がいい。海はキライだ、しょっぱいから。それと昔、ダイビングやってて溺れそうになったから。
もともと学生時代、冬山ペンションにこもって居候(住みこみで無給で働く替わりに無償でスキーをさせてもらう生活)なぞしてた経験があり、そんなことから山びいきだ。
だから寒いのはガマン出来るが、暑いのは苦手である。
そんなにデブじゃないのに、夏は人一倍汗をかく。もともと汗かきなのだ。

夏に客先を訪ねる場合、特に注意が必要だ。アポの時間ギリギリに着いてしまうと、即、一室に通され、イスに着くことになる。そうすると落ち着いたその瞬間、ダァーーーっと汗が出始めるのだ。これはホントにダァーーーっとなのだ。そうなるとハンカチ片手にふきふきしながら、商談が始まる。まるで新入社員がオタオタしながら、汗をふきふきしてる絵に似ているので、大変心象が悪い。一応、わたし社長でもあるし。でも拭かないとテーブルの上に額からボタボタ落ちるくらいホントに汗が止まらないのである。しかもクールビズ以前は夏でもスーツにネクタイが常識であったので酷かった。
なので商談に出向くときは少なくともアポの30分前には現地周辺に着くよう、心がけている。ひとしきり代謝による汗を出し切ってから客先に赴くのだ。

Photo確か山の話だったな・・・
この夏は一回だけ山に行った。昨年から加わったカヌーサークルで多摩川上流でキャンプで一晩過ごした。そう言えばこの日も雨だったな。
カヌー(正確にはカヤック)は相変わらずヘタクソで、どうも真っ直ぐ安定して漕ぐのに難儀する。もっとパドリング練習しなきゃいかんな。確か亀戸(東京都江東区)あたりに静水のカヌー場がオープンしたんだっけ。ゴルフ中止になっちゃったから練習しに行ってみるか!

そんなワケで今夏も辛うじて山方面に接する機会があったのだが、昔はよく行ってた。と言っても本格的山登りじゃないですよ。子供たちを連れてフィールドアスレチックとかたまに高尾山をトレッキングとか富士山登ったりとか。
でも高校生を過ぎるとさすがにそんなのは無くなるワケです。だから自分で行くつもりになって行かないとね。
遠出するのはおっくうだけど、上質のマイナスイオンを吸ってリフレッシュするのは格別なものです。

※写真は多摩川上流。前日の大雨にも拘らず、実に川は穏やかだった。上流のダムで常に水量規制しているからだそうだ。

iguyoshi社長の禁煙日記(その9)

本日で禁煙から275日。約9ヵ月だ。
この禁煙日記を書くたびに「あぁ、そう言えば禁煙してたんだ・・・」と振り返る。
それくらいタバコが縁遠いものになっているのは間違いない。でも「完璧に?」と聞かれたら、若干ではあるがまだそうでない事も起きる。
Photo前回、「タバコ吸う夢はもう見なくなった」と言ったが実はそうでもない。見ることがあった。それはこの3ヵ月で1回だけだが、タバコのニオイの中に長くいた日の夜に夢に出た。その時の自分は禁煙を認識しつつも「タバコ吸っちゃっていいのか、オマエは!?」と自責の念にかられるのではなく、「いいんだ、いいんだ、仕方がないんだ・・・」と言い訳する自分がいるのだ。まだ自分には「タバコ吸いたいスイッチ」が残ってるんだな、と思った。
そもそも地元のコーヒーチェーン店の禁煙席を利用する際、喫煙席の煙がニオイと共に流れてくるのが原因であり、これを克服すればもう夢は見ないのかも知れないが、そこまで鍛錬する気もない。行かなきゃいいだけだ。

ちょっと話は逸れるが、昼メシに出かけ、店のオネエサンに「禁煙ですか?喫煙ですか?」と質問されると戸惑う。字で書くと分かり易いのだが、言葉で言われると両方とも「き」で始まるのでどっちがタバコ吸う意味か瞬間的に判別できない。だからいつも数秒言い澱んでから「き、きんえんです・・・」と言う。出来れば「おタバコは?」に統一してもらうとありがたい。「吸いません」が言い易いのだ。
もうひとつ話が逸れるのだが、以前、喫煙時代に馴染みの店に髪を切りに行った時の話だ。そこはヘアカットし、シャンプーが終わった時点で必ずコーヒータイムがある。で、コーヒーと一緒に灰皿も出てきて、暫しそこのオーナーと駄弁るワケだが、時々、タバコを忘れて来ることがあって、その都度オーナーが「ボクので良ければどうですか?」と気遣ってくれる。で私はいつも「うん、スイマセン」と言って1,2本ご相伴に与る。この時いつも「スイマセンって言うのは吸いませんって意味ではなく吸いますって事ですよね?」と突っ込んで欲しいと思ってたのだが、ついぞ一度もされないままタバコを止めた。

で・・・夢の話の続きだ。
禁煙を断念する人ってみんなこんな風に言い訳するんだろうな。事実、私も禁煙スタート時はひっそりと始めた。言い訳するなら少人数のほうがいいからだ。
でも止めれた。いや、99%止めれてると思う。残りの1%は自分の置かれた環境が激変することのストレスに耐え切れない時がもし来たら、だろう。それだけに震災の被災者の心労は如何許りかと思うのだが、先日、あるサイトで避難所における喫煙マナーの問題を取り上げた記事があった。大抵、どこの避難所も喫煙エリアを特定してないらしい。それどころじゃないのかも知れない。だから室内に煙が入り込み、非喫煙者は困っているそうだが、なかなか注意・改善出来ないのだそうだ。その記事を見たのはもう1ヶ月も前のことなので、現状が善処されているとしたらご容赦願いたい。

今回は自身の禁煙実態とは離れた日記になってしまった。
つまりそれくらい日常の自分にとってタバコは「関係ないもの」になってしまい、旬な話題がなくなっているのである。あと3ヶ月でいよいよ禁煙1周年だ。それをもってこの日記の最終回としたい。

電子書籍のこれから(2)

電子出版市場が今後、予測されている規模は2015年に2400億円に達するという。ハード、ソフト両面での試算であるが、市場規模を押し上げる鍵になるのはデジタルコンテンツを閲覧するための端末だ。
確かにiPadはセンセーショナルなツールとして登場したが、「意外に重い」とか「結構デカい」とか言われて、いまひとつ万人ウケしていない。やはり日本のケータイ文化の中ではポータビリティという利便性は避けて通れない。

現状の電子書籍端末は専用端末と汎用端末に分かれる。ソニーの「Reader」やauの「biblio」などが専用だ。シャープの「GALAPAGOS」も専用の分類だったが、今月末からOSがアップグレードされAndroid2.3に変身するするそうだ。これら専用機は発売から半年くらい経ったところだが、メーカーによると売上は「芳しくない」そうでなかなか専用だと生きていけない、というところか。私なぞはReaderやbiblioあたりの白黒だけど文章モノに特化してるし、フォントもE-Inkの採用で屋外でも読み易いところが結構気に入っており真剣に買おうか悩んだが、やはり本の種類というかラインナップがいまひとつ魅力に欠けるのがネックで結局購入には至っていない。専用端末に興味をもつ年代は30、40代だそうで、これらの連中が私みたいな理由で買い控えしてたら、確かに電子出版業界の明日はないかも知れない。

一方、汎用端末、つまりはタブレットPCはiPadを抱えるSoftbankを皮切りにdocomoやauなど通信事業者によって新機種投入が進められている。PCとしての機能に加え、あの発色の鮮やかさを体験したらモノクロの文字だけじゃ当然物足りない。写真、イラスト、アニメーション、動画がふんだんに盛り込まれたコンテンツ(この時点でもはや本の概念を超越している)を見たくなるに決まっている。
現在の主要電子書籍フォーマットはボイジャー社の「.book(ドットブック)」、シャープの「XMDF」が民間企業のスタンダードとして中心的存在であるが、アップルやグーグルなどが採用する米国発の「ePUB(イーパブ)」を次世代の標準フォーマットにしようと、日本でもソニーや凸版印刷が積極的な後押しをしている。
ユーザーからするとフォーマットなんて何でも良いのだが、面倒なのはフォーマットが変わるとビューワーも変えなきゃいけないので、結構煩わしい。10の書店があったら10のビューワーをダウンロードしなきゃいけない、なんていうのはマーケット進化の足かせだ。その意味では世界標準としてアジア特有の文字組みにも対応しているePUBの業界牽引に期待したいところだ。

とにかくタブレットで見る電子書籍は「リッチでインタラクティブ」でなけりゃいけない。今回はカタカナばかり出てきて恐縮だが、「豊かな表現と双方向的対話操作」というよりは皆さんもカタカナの方がピンとくるのではないだろうか。
特に日本の「読み上げ」技術は大したもので、これをふんだんに取り入れているのがカーナビ音声。交差点名称を実に流暢なアクセントで読み上げるのを聞いて、「これ全部女性ナレーターが録音してるの・・・?」と思ってしまう人も多いはずだ。最近は家電製品から突如音声案内が出てきたりするが、昔のロボット音声などあり得ない。
この読み上げ音声加工技術が電子書籍に導入されると、視力にハンディのある人は本に接する機会が飛躍的に拡がる。広辞苑をお気に入りのアニメ声優に読んでもらうことだって出来るのだ。

しかし以前、このタブレットを無理矢理片手で持って電話してる人を見たが、やはり絵的にはいただけない。そこで電話も出来て持ち運びもラクラク、というのがスマートフォンだ。

スマートフォンは2015年には2000万台を突破するという予測もあり、アプリケーションもiOS、Androidともに開発合戦真っ最中だ。
Photo_2もともと専用端末というのは活字中心であるため、DTP(Desk Top Publishing)による制作手法を電子書籍用に変換して作られることから主に出版物からの流れを汲んでいる。
一方の汎用端末は言うまでもなくインターネットからのデジタルコンテンツの流れであるため、正にこの二つを融合させたものがスマホなのである。電話付き小型パソコンだ。

こうしたスマホの普及が電子出版、電子書籍の発展には欠かせないものであると言えそうだ。
でも前述のケータイ小説のくだりではないが、私たちユーザーは「本」として「読書」する感覚は無くなっていくのかも知れない。だって本としての実体など無いのだから。紙の手触り感やその重量感よりも、手軽に扱えて目と耳から脳に伝わる感覚で「見る本」はもはや「読書」とは呼ばない。女子高生さながらで「オモシロイサイト」で楽しむ行為なのだ。
でも本の新しい楽しみ方が増える、と思えば抵抗はない。

電子書籍のこれから(1)

Expo 先週、恒例のビックサイトに「国際電子出版EXPO」を見に出かけた。以前はデジタルパブリッシングフェアという名称だったそうだが、いつから変わったのか記憶にない。なぜなら私にとってあまり興味深い領域でなかったせいもある。
そもそも当社は本屋さん、あるいはそれに関わる業態ではないので、これまでは「出版」という言葉にはあまりピンと来なかった。しかし今年はメーカーやベンダー、学者さんの話を聞いてくうちに、かなり「う~ん」と唸るほど印象的なものが多かった。ユーザーとしてもビジネスとしてもである。

電子出版とは電子書籍を流通させる仕組みだ。書籍とはもちろん、本屋さんで扱ってる読み物全てを差す。これらが「紙から電子(デジタル)に変わる!本屋が無くなる!印刷屋が潰れる!」と去年散々騒いだ。その根本は出版不況と言う背景もあったが、やはりキッカケはiPadだ。この全く新しい「タブレット型端末」の概念が出版書籍業界を震撼させた(ように見せた)、と言っても過言ではなかろう。そして2010年が「電子書籍元年」と言わしめる所以であった。
でも2010年に日本の出版は劇的に変化したのであろうか?するわけない。黒船襲来!と言って騒いでたら1年経ってしまった、その程度だ。いやもちろん、業界内部は黒船が来る以前から着々と来るべき日に備えて準備はしている。電子書籍のためのプラットフォームの開発やコンテンツのデジタル化だ。でなきゃ、当展示会に感動は無い。
歴史的に見ても(というほど昔じゃないが)電子出版のパイオニアは2007年リリースのアマゾン社の「Kindle(キンドル)」だ。先駆者という意味じゃ実は2004年にソニーや松下電器から電子ブック専用端末が発売されたが、コンテンツが追いつかず下火になり製造中止。事実上、アマゾンが米国内に火を点け、アップル社が世界に花火を上げた格好だ。もっとも日本の場合、ケータイ文化が米国とは根本的に違っていたので、ハード的にはポータビリティの確保と、それに連携するコンテンツの需要が高まっていた結果とも言えるのだが。

ケータイコンテンツを代表するひとつに「ケータイ小説」というのがある。しかし女子高生を中心に流行ったこれは彼女たちから言わせると「電子書籍」ではないらしい。単なる「面白いサイト」なのだそうだ。つまり本ではなく読み物。もともと書籍(本)という装丁から出発してないせいもある。
あるアンケートで「電子書籍」についての関心度を年代別に聞いたところ、もっとも興味を示しているのは40代で情報に一番お金を掛けられる世代だから、との分析だ。一方、一番関心がないのは10代だそうだ。そもそも「でんししょせきってナニよ!?」らしい。彼、彼女たちは紙が電子化されることやそのプロセスには興味がない。本は本であり、ケータイやPCで見るものは別モノなのだ。元が同じだとしても。だからケータイ小説ってのは大人たちが勝手に「小説」と銘打って書籍としてカテゴライズしているだけで、当の本人たちは面白ければ何でもいいのである。

だが、出版業界は電子化の荒波の中、こうしたケータイ小説だけに頼ってもいられない。昨年来の我が国メーカーの有り様もこれまでとは少々違う。iPadリリースを見越したシャープ「ガラパゴス」、ソニー「リーダー」の相次ぐ市場投入は「元年として華々しい。もちろん、メーカーの独りよがりなどではなく、出版社、印刷会社、書店、通信事業者、そして権利や規格を取り纏める団体など業界連合として世界的視野に立った戦略であることは言うまでもない。
電子出版業界に対し、ある学者が「去年まではむしろ創世記。今年が本当の意味での元年」と言っていたが、確かにそんな感じはする。
今年という意味は色々あるが、その一役を担っているのはスマートフォンだ。ケータイという限られた画面サイズと独自フォーマットの中では書籍上の表現に限界があるが、スマホは大凡PCなので本としての文字やイラスト、雑誌としての写真やレイアウト表現が比べ物にならないほど実に豊かになる。
どう豊かになるのかは長くなりそうなので、次回に持ち越そう。

バカみたい!?

先日、家電量販店での話。
ケータイコーナーを通り過ぎようとフト見たらスマートフォンがずらっと並んでた。
「そうかぁ、私も次はスマホかなぁ・・・友人NもiPhoneに変えて自慢してたっけなぁ・・・」などと思い、フト足を止めてコーナーに立ち寄った。
サンプルを手にとって見ていると、
「よろしかったらご説明いたしましょうか?」
とやけに丁寧で姿勢の良い、見た感じ20代前半の男性が声を掛けてきた。メーカーロゴ入りのシャツを着ていたので量販店の人じゃなく、メーカーの人だろうな・・・新卒社員かな・・・もしかして学生アルバイトかも・・・などと瞬間的にどうでもいい勘繰りをしつつ、
「うん、まぁ・・・」
などと煮え切らない返事をしたら、間髪入れず、ドドドーッとご説明し始めた。
「コレはですねぇ、少々重いですが画質が良くて、コレは女性に人気があって、コレはカメラが良くて、コレは操作性が良くて、コレは一番軽くてうんぬん、かんぬん・・・」
Photo私は「はぁ」とか「へぇ」とか言いながら、相変わらず初心者丸出しの質問をしている。
「そもそもケータイじゃないの?」、「ケータイのメアドは使えるの?」、「i-Modeは使えないの?」
でもそのお兄さんは、
「ったく、シロートかよ!」
などとはおくびにも出さず、丁寧に答えてくれた。

ここまではある意味、普通の流れだし、別に感動を呼ぶやりとりでもない。感動したのはその後だ。
やはり操作性というかサクサク感が気になるワケで、
「で、一番速いヤツはどれ?」
と聞いたところ、お兄さんの目じりがキラリと光った(はずだ)。
「それはですねぇ、コレなんですよ!」
と言ってその1台を取り上げ、放った言葉が、

「ホント、コレ、バカみたいに速いんです!!」

とても丁寧で対応もいいし、笑顔と身振りを交えたトークに私は説明員のうっとうしさを微塵も感じず、好青年と評価していたのだが、いきなり「バカ」というセリフが出てきて、「ン?」と思ってしまったのだ。
これまでの彼の説明はヨドミなく、言葉遣いも大変良かっただけに、いきなり若者表現で「バカみたい」って言われると面食らう。なぜそこで「とても速いんです」と言わなかったんだろう。言うべきだ。言って欲しかった。彼なら言えないはずがない!
もっとも対話の流れ的にこの質問が彼を大いに刺激し、興奮させていたのだと思う。彼が使っているスマホはその「バカみたいに速い」機種の一世代前のものらしく、それでも彼は充分速い、と私に訴えていた経緯がある。だからその「バカみたいに速い」ヤツを初めて使った時のカンドーとコーフンが蘇ったに違いない。彼からするとMAXの賞賛と最上級の表現手法として「バカみたい」だったのであろう。

早速、家に帰って家内と娘にこの顛末を聞かせてやった。
「・・・」
という反応であった。
まぁいい。この臨場感は現場を体験したものにしか分からないのだ。
私はこの彼を微笑ましく思っている。客商売であり販売員である彼ではあるが、やはり若いし、若気の至りと言うかそのダイナミズムが「バカみたい」という表現に満ち溢れている感じがヨカッタのだ。
一生懸命な人の話は時としてウザイが時として人を引き付けもする。今回、明らかに後者であったその彼の熱意に従い、私もスマホにする時はその「バカみたい」なヤツにしようと心に誓った。

復興相辞任について

昨日の夕刊一面に大きく出てた「松本復興相辞任」を目にした瞬間、あきれた。
前日報道された「知恵を出さないやつは助けない」発言は知っていた。でも辞めないと思っていた。政治家の失言辞任はこれまで数々あるが、この松本氏の立場は復興担当大臣であり、このご時世においてはこの人の一挙手一投足が注目されるのは当たり前だ。
宮城県知事の「あの方は親分肌だから・・・」と擁護か批判かよく分からないコメントがあったが、だったら親分気質でガンガンやれ!と言いたい。辞めずにだ。復興に不可欠なのは金である。親分だったら少々、ムリしてでも金を引っ張ってきたらいい。そしてスピード感をもって被災地に還元するのだ。そしたら多少、風体が悪くても「なんだかんだ言うけどあの人やるじゃん!」ってことになる。菅首相のノロノロ、ダラダラに辟易している国民はそう感じざるを得ないのである。つまりチャンスだったのだ。

それが辞めた。記者会見も間抜けなものだった。
辞めるなら自分の失言を反省し、公職者の立場として弁明あるいは説明する義務があろう会見で「辞任理由は個人的なもので話せません」とか文芸春秋の本を関係者に「100冊売りつけてやろうと思ったが、残念ながらプレゼントしまーす」と、「売りつけて」より「まーす」がイラつく。挙句の果てにはフィービー・スノウを引き合いに出して「被災地とはNever Let Me Go」ときた。前日の夜、ジャズバーで考えたらしいが、Letは他動詞であるのだから、自分で勝手に辞める者が「でも引き離さないで」と言うのは、いかにも言外に「辞めさせられた」感がにじむ。今日から停滞していた国会が漸く再開されるという、彼にとって最悪のタイミングだったし、松本問題で審議が炎上でもしたら第三次補正がスムーズに通らず、最後を飾りたい菅首相の身勝手な解任と解釈するところであろう。

だが辞任に至った経緯がどうであれ、この重大なポストを途中で、しかも僅か9日で辞めるなんてヤツはホントいらない。
そもそも復興大臣とは注目のポスト、注目の人事、注目の言動、そして注目の実績に期待が大きかっただけにこのザマはあまりに残念というかドアホだ!しかも宮城県知事との対話で出た「これオフレコな!」の恐喝発言がこの人物の真骨頂だ。まぁ公的な場でオフレコが通用すると思っている政治家もさることながら、従ってしまう報道関係者もいかがなものか・・・
とにかく政治マターにほとんど感情を動かされない私であるが、今回ばかりは憤慨した。そしてブログにしたためているのである!
あれだけ粗暴で稚拙で中途半端な男がよく代議士として7回も当選し、最重要ポストに就任できたものだ。やはり首相の任命責任は重いと言わざるを得ない。

今日の報道で知ったが辞任前夜の囲み取材で「自分はB型なので短絡的であり、九州人なので語気が荒い」と言ったことで血液型差別、地方人侮蔑だ!と興奮している人達もいるとのことだが、まあそこは皆さん、興奮せずに彼がダメなヤツだということで次回の選挙で判断すればよろしいでしょう。
ちなみに彼は福岡県選出らしいが新聞に「福岡県民として恥ずかしい」とのパブリックコメントが出ていた。及ばずながら私も同窓として恥ずかしい。

紙か電子か

Photo_2 最近、当社では電子カタログの制作に関する問合せが増えてきている。
ありがたいことだ。
それぞれのお客様がそれぞれの理由で紙を電子で見せようとしている。「見せる」の意味合いは対顧客、つまり営業目的の場合が多い。
現在ではお客様の自社内で運用、閲覧されるドキュメントの電子化作業はオファーとして我々の元へはまず来ない。これをアウトソースしてたらコスト的に合わない、というかそもそもそれ用の予算がないのである。もっと言えばその予算を取るつもりもないのである。なぜか?「後ろ向き」の仕事だからだ。商売道具である営業資料を電子化すれば金を生む可能性はあるが、社内向け資料に金を生む要素はない、とされているからである。だから「社内で活用するものは社内で作る」をスローガンに社内で電子化促進のためのハードやソフト、そして人が調達される。この「人」が専門家あるいは専任者でない場合がこれまた多い。だから作業効率が悪い。そしていつまで経ってもシステムが実用化しない、という悪循環を随分と見てきた。

大体において基幹のシステムを考え、作り上げるのは情報システム部門、それがない会社はシステム会社に投げる。その結果、高級なシステム概念が出来上がり、何百万~何千万円規模の出費が始まる。ここにおいては「まぁシステムって高いからね、しょうがないよね」的感覚であっさり稟議は通ってしまう。しかしデータベースの大本となるデータ作成(ここが私の言う電子化作業の部分)は「なるべく安くで上げてよ!ヤマちゃん!!」となる。どうでもイイがヤマちゃんとは本プロジェクト推進担当役員から厳命された担当部長だ。なぜ会社はヤマちゃんにここの部分を安くさせるかと言えば、システム代で「法外」な金がかかり、誰でも出来る電子化作業は社内のテキトーな人物をあてがうなりして、やっとけ!みたいな発想だからだ。間違ってもこの部分で資金が社外に流出してはならない。

だが我々制作屋からするとこのボリュームゾーンはたまらなく魅力的だ。前述したカタログ制作は一件10ページ~30ページがほとんど。それに比べてDB構築のためのベースドキュメントのページ数は少なくとも一件、百万枚単位なのだから。もちろん、両者は内容も目的も仕組みも違うから一概に一件当りで比較できないが、でもとにかく後者のほうが仕事としてはデカイ。
先ほど「後ろ向き」というネガティブな言葉を使ったが、もちろんこれは我々の言葉ではなく、お客様の言葉だ。営業現場で随分とこの言葉を聞かされた。

「電子化ねぇ・・・後ろ向きの仕事に金は出ないんだよ~、井口さん」なのである。

正直、ムッとする。
少なくとも我々が行っている提案は「後ろ向き」であるはずがない。
しかしドキュメントシステムの構築によって生産性、効率、省スペース、環境性、危機管理等、滔々(とうとう)と謳ってみてもそれで「お金を稼げる」か「直接的なコストダウン」が見込めないとそれ以上、テーブルの上での議論にはならないのが現実だ。
よって最近は大手企業さんに乗り込んでいくことはしなくなった。
それでも電子ドキュメントが必要だと思う中小のお客様はちゃんと話を聞いて下さるし、お問い合せも頂く。
我々の作るドキュメントがお客様の有形、無形の利益に繋がることを信じながら、まずはこのご時世、必要とされる仕事からコツコツと、だ。

ゴルフ仲間

先日、石川遼くんが外国人記者クラブで会見していた。USオープンに出発するようだ。会見は編集してあるためよくは分からないが、本人が喋った英語は最初のご挨拶のみのようであった。
スピード・ラーニングの効果は今ひとつのようである。もっともあのCD聞いただけで記者会見でペラペラやれるほどの語彙と言い回しを習得出来るとも思えないのだが・・・
私も英語は喋れた、昔は。今は喋れない、きっと。
いや、正確に言えば、ちょっとは喋れる、と思う。挨拶ぐらいは。
だから石川遼くんとは仲間だ。

一方、タイガー・ウッズがUSオープンを欠場する、という報道があった。
なんでも肘痛なんだそうだ。
私も肘痛だ。前から気にはなってたのだがゴールデンウイークの福島レンチャンゴルフ以来、悪化してしまった。
レンチャンは肘にキツイなぁ~、と思いながらやってたら、案の定、きてしまった。
それでも回復傾向だったので、先々週に練習したらあっという間にまた悪くなった・・・おまけにその翌日、ガレージの掃き掃除をしたのが良くなかったらしい。竹ぼうきで掃く、という行為は実に肘に負担がかかるのである。なんてことない動作に思うのだが・・・レレレのおじさんは晩年、肘痛だったのではないだろうか?
ちょっと前置きが長過ぎたが、そういうワケで私はタイガー・ウッズとも仲間だ。

Photo_2 と、ここまで書いて念のため、と思ってタイガーの記事を検索してみたのだが、ナント!ヒジじゃなくてヒザ痛だったようだ、タイガーは。
ん~、私は膝は痛くないし、タイガーにお願いして肘痛に変えてもらうワケにもいかず、さりとて今回の「ゴルフ仲間」というストーリーは完全に出来上がってしまっていたので、真実と違うからと言って、せっかくここまで書いたのに全部消すのはもったいない。

そうだ!肘痛のお仲間がいた。レッドソックスの松坂大輔だ。
手術するくらい痛い人だ。
術後、回復まで1年以上かかるそうだが、球界復帰がムリだったらゴルフ界に転進すればよい。
そうすれば私のお仲間ストーリーは見事、完結する。

と、勝手ばかり言ってるが松坂氏のインタビューを観てたら悲壮感がもの凄くて辛そうだった。
スマン松坂!ガンバレ松坂!!レッドソックスをクビになったら阪神に戻っておいで!!!


※写真は私じゃない。でももうちょっと鍛えればオレだって・・・

心に響く億万長者

経営者であれば誰でも「事業を維持、成長させたい」とか「立派になりたい」とか「儲けたい」とか思うはずなのである。カッコ良くやりたいと思う人もいれば、泥臭くてもいいという人もいるはずだ。
私はかつて亡くなった祖父に言われたことがある。小学生のころだったな。

「汚く働き、綺麗に食え」と。

汚く、というのはヤバイとか悪どいとかそういう意味ではない。
人目や体裁を気にせず、職業に偏見を持たず、汗水たらして働いてたくさん稼げよ、という意味だ。そして稼いだ金で上等な食事をし、優雅に暮らせば良いのだ、という教えである。
自分や家族を幸せに出来るなら、仕事がカッコ悪くてもいいのである。
祖父は経営者ではないはずであるが、なかなか含蓄のある言葉で私は好きだ。
昭和初期の労働概念と今とじゃ随分と違いはあるが、心に響く感じがいいではないか。

しかしである。今日そんな努力物語とは真逆のセリフを聞いた。

「あなたも一瞬で億万長者になれます!」と。

Photo_2 ドリームジャンボ宝くじが今日で販売最終日だそうだ。
販売所の前でデカイ声でそう叫んでいたのだ。
このセリフを文字にすると(あるいは文章として読んでみると)どってことない。
でも現場で間近で耳にすると結構、インパクトがあったのだ。これはこれで心に響いてしまったのだ。
このセリフが心に響くくらい、私の周囲は低調なのかも知れぬ。昨日も当ブログで店舗閉鎖のお知らせ書いたばかりだし・・・

「そぉかぁ~、億万長者って1億円もらえるってことかぁ~」と行く道すがら感じ入り、帰り道でまたここを通ったら、今度は、

「300円で億万長者になれまーす!」

と言われた。私に言ってるわけじゃなく、みんなに言ってるのだが。
二度目だったのでそれほど心に響かなかった。でもその時300円で何欲しい?と聞かれたら宝くじ1枚より涼しいであろうドトールでアイスコーヒーLサイズをグビグビ、を選んだだろう。今日は梅雨の晴れ間の夏日の中を歩いてノドが渇いていたのだ。
でも急ぎメールしなきゃならない用件があったので、どっちもやらずに帰社したのだが。

「億万長者」という言葉に反応してしまったのは、なんとも忌々しい話だが、まぁ宝くじの呼び込みの人は「あなたは仕事で億万長者になれます!」と言ってたことにしよう。

ルルーラ閉店のお知らせ

「精油・酵素で健康と幸せをはこぶ」をキャッチフレーズに昨年2月にリニューアルオープンした通販ショップ「ルルーラ」を今月末日をもって閉店することとなった。
もともと「満天麗春堂」の店名で楽天市場へ出店したのが2003年8月。およそ8年間のネット通販事業として頑張ってきたのだが、ここにきていよいよ限界点が見えてしまった。
そもそもこの事業はインターネット上のコンテンツ制作を手掛ける当社が、自社でネット通販を運営する新しい試みでもあった。当時、破竹の勢いで伸びていた楽天に参画するメリット・デメリットそれぞれあったが、自社で製造・販売していた健康商品「カレオリング」の販売が店頭レベルではほぼ頭打ちになっていたため、比較的短時間でショップが認知される楽天に乗っかって出来るだけ売り切ってしまおう、という目論見もあった。
当時を振り返ると、さすが楽天!と思ったのは店舗をオープンして、ものの三日もすればお客様がくる。そしてお買い物をして下さるのだ。店舗をリニューアルしてもほとんど客足に影響はない。しかし大繁盛までの道のりは当たり前だが実に長く険しい。そのための努力や勉強はもちろん大事だが同時にお金も必要である。楽天担当者のオススメなどに耳を傾けながら、あの手この手の販売戦略を打ってきたが、大盛況の域についぞ達することなく終焉を迎えるのは残念だ。

このブログでも店で取り扱ってきた商材について色々ご紹介もした。
ログを見てみると「お茶の美まくら」や「植物発酵素ビゴッド」などのアクセス率が高かったし、私のブログ経由で商品を購入して下さったお客様もいた。
元はと言えばこのブログ自体がルルーラ紹介のために始めたとも言える。
しかしその割には商品紹介の出現率が乏しいのだが・・・
まぁ本ブログは多角的な情報発信を目指す位置付け、ということで勝手にお許しいただこうと思う。

今後、ネット通販を再開する予定は今のところ無い。物販事業そのものから撤退するつもりも無いのだが、物は普通に売っても売れないのはこの業界の共通懸案事項でもあるわけで、ある種のサービスに特化しながら、付帯的に物販を絡めていこうかな、とも考えており目下のところは模索中である。
とにかく震災不況からの脱却は被災地のみならず、全国の中小企業にとってキツイ命題となっているケースも多い。当社もその意味では今年はリスタートの年であろうと認識している。

いずれにしてもこの8年間の間、当店でお買い物いただいたお客様や取引先の業者様各位にはあらためて感謝致したく、この場を借りて御礼申し上げます。
閉店に際してセールを開始しましたので、よろしければどうぞお立ち寄り下さい。
http://item.rakuten.co.jp/manten-reishun/c/0000000908/


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-3キロでやめとくダイエット

ダイエットといっても別に大した事をしたワケでもない。ちょっと昼飯を抜いてみただけだ。
禁煙してからこの半年、食味感覚が改善されたのだろうか、食べてしまう。質量ともに要求度が高いのである。
結果としてやはり太ってしまった。私は身長172cmであり、体重は70kgを超えないよう、何となく体重計と鏡を横目に日々を過ごしていたが、先日の計量が71.5kgを示した。私の中で70kgを超えるとあとは80、90とリミッターが外れたかの如くデブるような気がして、常に70kg超を意識していた。これまで幸いなことに野放図でも69~70kgを行ったり来たりしていた私であったのだ。
さぁて、痩せるか・・・私にとってダイエットは禁煙と同様、未知の領域であり、やり方も何も知らない。とにかく食べなきゃいい的な極めて貧困な発想しかない。
しかし三食抜くのはつらいし、酒を断つのもキツイ。とりあえず昼飯を抜いてみようと思った。朝はちゃんと食べなきゃ!と昔から言われている。もっとも朝は犬の散歩がてら、ストレッチや筋トレとか走ったりするので、帰ってくると結構腹が減っている。だから朝抜きはツライ。夜は夜で一杯やりたいし、つまみたい。でもって、いい気持ちで寝たいのだ。だから抜くのは必然的に昼しかない、というワケだ。これをいつまでやったら、どのくらい体重が落ちるのか見当が付かない。とりあえず-3kg、68kg台を目標にとにかくやってみよう、と禁煙の時と同様で突然始めた。ちょうど震災の一週間後くらいだったから、被災地で食べることにも苦労してる人が大勢いるんだから、オレもガマンしなきゃ!という意識付けで臨むことにした。

昼は会社か出先にいるわけで、大抵の場合、昼は一人で食う。付き合いで食わなきゃいけない事態はあまりない。
とりあえず外に出てコーヒーだけ飲んで胃をごまかすことにした。でも3時のオヤツタイムになるとこたえる・・・がガマンだ。またコーヒーを飲む。もちろん間食などしない。オフィスグリコは見て見ぬフリをする。さすがに夜はもう仕事をしてられない。腹が減ると集中力が持続しない。だから早く帰る。帰ったら速攻でフロに入り、ビールをシュポッと空け、グビグヒやる。そこで一日のダイエットモードは解禁と自分で決めていた。そんなことで飲み会がある日なんかは夕方からウキウキしてしまう。とにかく朝晩は全く制限せずにいつも通り飲み食いするのだ!
こんなテキトーなことやってても1~1.5kgぐらいはすぐに減った。でもそこから後半の1.5kgがなかなか到達できない。

Photo 二週間も過ぎたころ、16時あたりでガマンできなくなると右のような栄養機能食品を食べだした。どれも100~130キロカロリー程度だから、まぁいいよね、誰も見てないし、ふふっ・・・と。これらの代表選手といえばカロリーメイトだが、正直パサパサして好きではなかったが、コイツらは違う。しっとりしてるし食感もあるし第一ウマイ!わたし的オススメはソイジョイだ。そもそもウマイし大きさも手ごろだし種類が豊富だし、機能的にも唯一「低GI食品」を銘打った栄養食品なのだ。
GIとはグリセミック・インデックス(Glycemic Index)の略で簡単に言うと「炭水化物を含む食品を食べた時の血糖値の上がりやすさを表した数値」だ。つまりGI値が低ければ血糖値の上昇は穏やかで、逆に高ければ血糖値は急上昇する。もともとは糖尿病患者の食事療法として低GI療法が導入され、それはダイエットにも効果的であったことから、「低インスリンダイエット」として流行し世間に注目された。
しかし科学的解釈の元でダイエットしだすと結果が出ない自分に「なぜならん!?」と頭を打ってしまうので、あまり数字や手法にとらわれることなく、お気楽に続けることにする。

しかし最近のコンビニにはいろんなものが売ってて、これらの他にも超低カロリーインスタント食品(カップにお湯いれるヤツ)があるのだが、これをオフィスですするのは何となく惨めなのでしなかったが、休日は日中これを食した。決して満足な量であるはずもないが、味と食感でなるほどと思わせ、ごまかされてしまった気分だ。ダイエットは脳が勘違いして満足するに限る。

こうして約1ヶ月、日中、腹が減るのも苦にならなくなってきたころ、体重計がついに68.0kgを差した。こうなると、もうちょっと挑戦してみるか、という気にもなるのだがヤメタ。もともとストイックな性格ではないのだ。
結果として下腹はへこんだが、ベルトの穴一つ分とまではいかず、半個分だったのでベルトを切って調節した。切ったら元に戻せないので体型も維持せねばならない、という退路を断つ的覚悟にも似ている。
でもその実、私はそんなに真面目じゃない。68kgに目標設定したのは、ちょっと不摂生するとすぐ1kgくらい増えちゃうから、そうだとしても70kgまでもう1kgあるから余裕あるよな・・・という程度の不埒な考えなのだ。
そして現在の体重が69.5kgであり、まぁ想定の範囲内である。今でも休日明けなどは時々、昼を抜いてる。
このヒルヌキダイエットは自分なりに結果を得たし、ヨカッタな、と思うことは間食しなくなったことだ。オヤツ類は休日など手を付けたらキリがないし、すぐに体重に反映する、と思うと積極的に手を出さなくなるのだ。
それとある人が「散々食べてしまった翌日は水だけ飲んで絶食しなさい」と言ってたが、最近はそれもアリだな、と思う今日この頃である。

福島県探訪ゴルフ

探訪と言うほど冒険的な出来事ではないが、この連休を利用して福島県に行ってきた。世間的に言われているように「被災地に対し、今自分の出来ることをしよう」に従い、ゴルフに行ってきたのだ。
連休中、一度はゴルフに行くつもりだったし、どうせ行くなら福島まで行ってお金を落として帰ってくるのだ、との考えでまとまった。
もちろん沿岸の被災地には行かない。我々みたいのが行っても地元の迷惑になるだけだし、第一、連休中は交通規制が敷かれていて行こうにも行けない。

Photo 今回訪れたのは連れの友人Nの所用を絡めたこともあり、東北道白河ICから30kmの羽鳥湖に向かっていく白河高原の太平洋クラブ白河リゾートだ。
この辺りは多少県道が地震により通行止めにはなっていたものの、震災映像で見るような荒れ果てた状況は皆無で実に穏やかな春の高原である。
朝の5時出発が功を奏して全く渋滞知らずで到着したこともあり、10時前にはスタートすることが出来た。
でもその日は大変な強風でおまけに寒い・・・高原ゴルフも夏は爽快で良いのだが、今の時期はちょっと風や雲の影響を受けると肌寒い。眼前の山の残雪が寒さをそそる。
そして瞬間風速20m(?)級の風がとにかくゴルフをさせてくれない。
しかしながらゴルフ場は大変、行き届いた整備でグリーンの状態もすこぶる良い。おかげで硬いし速いし止まらないしで最近得意のスパイダーバレロを以ってしても苦戦した。
INは少々距離もあるが全体としてはフラットで一直線。本番練習ラウンドや夏のお気楽プレーにはもってこいのコースである。

ラウンド終了後はクラブハウス併設のロッジで宿泊なので、とりあえずチェックインして部屋に入った。風に打ちのめされたせいもあり、ベッドに横になると何となくウトウト・・・
Photo_2 あ~そう言えば阪神×巨人がデーゲームだったな、とフト気付きテレビをつけたのが左。
福島県では今でも番組中に災害関連のテロップが流れていて(全てのチャンネルではなかったが)多角的な情報提供をしている。写真はたまたま放射能測定情報であった。東京にいる身としては正直、臨場感の無い情報も、現地に来てみるとこの実情は身につまされる。
当ゴルフ場のWEBサイトでも「福島原発から90km以上離れているから安心です」的なアナウンスが必要なほどだ。

しかしお泊りゴルフは帰らなくていいから気がラクだ。
その日の晩はメシの後、買い込んだ酒をラウンジに広げて、持ってきた「SOUL TRAIN」のDVDを観ながら静かにハシャぎ、早々に寝た。
翌日の第二ラウンドは微風、晴天で時折り雲がかかる高原らしい天候であったため、今日は天気のせいには出来ない的状況であったが、スコアは・・・×。
だって2日レンチャンなんて滅多にやらないし、しかも何を隠そう今年初ゴルフだったから肘と指の皮が逆剥けして痛かったんだから!!、と言い訳しまくり大会の帰り道であった。
もちろん帰る前には福島県産品を買い込んでオミヤとしました。
また機会を見つけて被災地近隣探訪ゴルフを試みたい。

iguyoshi社長の禁煙日記(その8)

禁煙から185日が経過した。いよいよ半年を突破したのだ!
でもこの日記もいつまで続けるべきなのであろうか??記念すべき1周年までやるか?あるいは第10話で完結とするか?
なぜならば、そろそろ話題がなくなってきたのだ。
書き出しの頃は禁煙という人生一大イベントをもがきつつ七転八倒するザマを書くつもりで始めたのだが、どうにもそこまでオーバーアクションにはならなかった。
絵的にも文字ヅラも大して面白くならなかったような・・・
このブログを読んで下さる奇特な皆さま、いかがでしょうか?

1 もう近頃は飲み屋に行っても「この店、禁煙席あるの?」とか聞いちゃっている。
飲んで帰った後、服やシャツにタバコのニオイが付くのがイヤだ。
食後の一服はせっかく美味しく食べたゴハンを台無しにする気がする。
歩道で前を歩く人の歩きタバコは大変、不愉快だ。
タバコを吸う女の子は好きになれない。
吸殻のニオイなど論外だが、右の写真を見たとき「そういえば最近、吸殻って見た事ないな」と感じた。
この前もゴルフ行って、途中ホールで待たされた時、全然吸いたいと思わなかった。ちなみに第4話で書いた電子タバコはもうどこかへいってしまった。結局、マズイのだ。
先日、第7話で書いた喫煙者との打合せが再度同じ人、同じ場所であったのだが、その晩はタバコ吸う夢は見なかった。
第6話で書いた大量のライターはとっくに捨てた。ジッポーだけは記念で取ってあるが。
第2話で書いた「仕事の区切り、合間の一服」という志向がそもそも無い。
そして一日のあいだでタバコへ想いを馳せることももう無いのである。

なんだかこんなことでいいのだろうか?医者に掛からずこんな簡単で・・・
20年以上続けた習慣と欲求をたかが半年で本当に払拭出来るのだろうか?
何かとんでもない「大ドンデンガエシ」が待ってるなんてことないだろうな・・・
でも禁煙の反動は確かにあった。太ったことだ。
タバコ止めると太る、というのはやっぱり本当だ。でもそれは単純な話、食べ物がおいしく感じる様になるから、量が増え、ペースが速くなる(よく噛まなくなる)のだ。人によってはタバコ代わりに甘いものを口にしながらデブになるケースもあろう。

ということで実はこの1ヶ月くらいダイエットしていた。過去形なのはもうヤメタからだ。目標を達成したからである。
なんだか禁煙を期に「大ガマン大会」がマイブーム化しているようだ。
別に連載するほどのダイエットではないのだが、今日はそろそろ出掛けるのでまた次回にご案内することとしよう。

それにしても震災の被災地ではタバコを手に入れられるのであろうか?ストレスの溜まる状況下で愛煙家からしたら、タバコは大切な憩いの場だ。きっとJT社あたりが救援物資として考えてくれるに違いない。

都会の桜と電気

Photo 先日、半蔵門付近で商談を終えた後、ふらりと皇居の桜を見に寄った。お堀沿いを靖国神社方面に歩いていくと千鳥ケ淵という都内でも有数の桜の名所がある。もう満開は過ぎていたが、街中ではなかなかお目にかかれないシダレザクラは遠目から見ても実に存在感がある。これが満開時なら1.5倍のボリュームであろう。
ここの桜は通常なら夜間ライトアップされる。以前、一度見たことがあるのだが、これはこれで大変美しい。今年はご時世ということで中止されているが、一年間一生懸命節電して来春は夜桜を楽しみたいものだ。
それこそ石原都知事じゃないが、都内の自販機はしばらく止めとくべきである。確かに多すぎる。
日本自動販売機工業会(こんな団体あるんだな)によると自販機2台で一般家庭の一日分の電力消費量に相当するそうだ。

緊急時にならないと我々はなかなかこの便利で贅沢な生活環境を顧みない。
自販機が無くなったってコンビニがあるではないか。この夏は恐らく通常レベルの冷房はガマンしなきゃならないであろうし、そうなれば飲料の売上は絶対伸びる。自販機での売上がコンビニやスーパーにシフトするだけで、飲料メーカーへの打撃はない。
(でも夏のコンビニの飲料ってあまり冷えてないのだ。しょっちゅうドアを開け閉めするせいか・・・)

それと仕事でも大手企業に行くと、応接室での打合せであっても窓のある部屋だったら消灯しているところも多い。日中であればブラインドを上げれば日差しの明るさで会議は充分可能だ。
(でも近くが見えない私にとって、メモを取るのは若干不自由するのだが・・・)

いやいや、( )内の独り言は無視してくれたまえ。この程度のことをガマンしないでどうする!
耐え難きを耐え、忍び難きを忍んでこそ光は尊いものに感じられるのだ!
と言うことで当社も遅まきながら昼休み消灯を始めました。

4月は出発のとき

震災以降、物事の全てが自粛ムードであった。多くの被災者の皆さんを思えば必然である。
私のブログも久々の更新である。敢えて自粛という訳でもなかったのだが、3月は年間で最大の繁忙期でもあり、そこに計画停電が重なったため、現場でもかなりの混乱があり、ドタバタとしていたせいもある。
しかし4月だ。4月は出発のときを迎える。この数週間で多くの学校が卒業式、入学式を中止したようだが、入学式の自粛はちょっとどうかな、と思う。昨日もここそこで真新しい制服を着た中高生たちを目にした。新しい門出に晴れがましい光景で「春が来たな」と感じさせる。今年は特に桜の開花が遅れ、ちょうど入学シーズンに満開を迎える絶妙のタイミングでもある。式典は中止にしてもいい写真が撮れるだろう。
新社会人の真新しいスーツ姿もちょっと頼りない感じだが初々しい。この頃の新人の多くは研修のためか、よく新人同士で固まって移動するのですぐに分かる。ガンバレ新人!キミたちが明日の日本を支えるのだぞ!

Photo私といえば、計画停電が落ち着くまでは外で酒を飲む機会もほとんど無かったが、先週、向島(東京都墨田区。隅田川沿岸に位置し東京の花街としても有名)で宴会があり、久しぶりに大いに飲んだ。ワタシ的な酒の自粛解禁とも言える。
地元にオープンしたショッピングモールも3月までは18時閉店と自粛していたが、今月から通常営業になった。
写真の東京スカイツリーも3月18日に完成時の高さまで到達したらしいが、大々的な発表と記念式典は控えた様だ。向島に行く際、浅草を下車した時に撮った写真なのだが、実は私、スカイツリーをナマで見たのは初めてだったのだ。同じ東京に住んでてもなかなかこっちサイドに来る機会がないのだ。でもナマはデカイ。高さが634mというから、私が見ていた場所からはおよそ2km以上は離れているにも拘らず、こっちに倒れてきたら届きそうなイメージというか存在感であった。○○○のようなオブジェが有名なアサヒビール本社とこんなに近いのか、と感動の1枚である。

そんなことで4月から出発、そして自粛ムードは活動モードに変えていくのだ!
日本経済は折角、リーマンショックから立ち直り、世の中の景気や給料も上がり始めた矢先だっただけに震災によるダメージは実体以上のインパクトがある。
そんな中、再び高度成長の時代でもある、との論評もあり復興に向けた活動が経済全体を動かしていく事を大いに後押ししたいものである。フランスのアレバだって救援部隊を送り込みつつ、1F廃炉ビジネスを狙っているみたいだ。日本のメーカーもガンバレ!
そして私たち一人一人の活動の意識が大事だ。大手企業の業績が悪くなると、われわれ中小は確かにキツくなる。だが中小だからこそのスピード感と小回りで出来る事だってある。
節電と共に一人一人が大いに行動しよう!酒も外で飲もう!週末は花見だ!

大震災に際して

この度の東日本大地震において、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り致しますと共に、被災された皆さまとそのご家族、関係者の方々に心からお見舞い申し上げます。

未曾有の大震災から間もなく1週間が過ぎようとしている今、災害復興に向けた取り組みや被災者の方々の支援など前向きな活動状況の報道よりも、甚大な被害を受けた原子力発電所の行方がトップ報道されている事態を大変憂慮している。せっかくの「行方不明者生存、救済」という明るい話題も「放射能の拡散は?」と報道されただけで人々の気持ちを暗くさせてしまう。
福島第一原子力発電所は1号機が築40年という、わが国でも最も古い原発のひとつであり、当時の耐震設計の想定する許容値をはるかに超える震度が今回であったのかも知れない。同じく震源地に程近い女川原子力発電所では2005年の宮城県沖地震や今回の地震でも大きな損傷を受けていない。こちらは1号機が約30年前に作られたものだが、原発設計も10年で大きく進歩している証しだ。
今回の地震が「100年に一度」のものかを議論しても始まらない。この経験を国から電力会社、メーカーに至るまで、今後のメンテナンスや新規建設に充分に反映させて欲しいものだ。
仕事で一度だけ現地を訪問したことがあるのだが、あの頑丈で世界でもトップクラスの安全設計を誇る日本の原子力発電所で建屋の爆発、剥き出しになった燃料プールなど想像をし得なかった事態だけに大変遺憾であり無念でもある。
今回の被災によりこれからの日本の原子力政策にブレーキがかかるのは止むを得ないものの、ストップだけはしない事を祈りたい。経済性、環境保全に貢献できる発電システムは原子力に他ならないのだ。
よくこういった事態の時、常に原発は「加害者」という視点で捉えられるのだが、同時に「被害者」であることもどうか気付いて欲しい。

この震災で日本に与える影響は様々だ。
東電管内では計画停電という誰もが経験したことのない事態に人々は困惑しているものの、これも被災者の苦境を考えれば・・・という思いで臨む人達は多い。
経済界においても株安は進み、円高が加速している。なんでも戦後最大の円高らしい。この状況を見るや「金儲けしませんか?」的な営業電話がかかって来るのにはさすがに閉口する。
そう言えばみずほ銀行のシステムがダウンしたらしく、今日で3日目となる。全国レベルの不具合がこれほど長期となるのは珍しく、震災の影響であることは否めない。
スーパーの食料品棚に物は無くなり、ガソリンスタンドの長蛇の列が出来たと思ったら、スッと無くなった。ほとんどのスタンドが閉店した。

とにかく私がこれ以上、ここで書くまでもない。
あとは被災地の一日も早い復興を祈るだけだ。
そのために人一人が出来ることをやればいい。やれることの大小は人によって違うのだ。ちょっとした節電意識や10円の義援金でもチリツモだ。
今日あたりから著名人の支援活動が報道されるようになったが、中でもAKB48の義援金が5億円というのはものすごい。
お金ももちろん大事だがメッセージを伝える著名人も少なくない。その中から今回は俳優の渡辺謙氏の被災者応援サイトを紹介したい。

「KIZUNA311」http://kizuna311.com/

ここでは「いま、この国にある最高の財産は絆である」、「TsunamiよりもKizunaという日本語を世界の共通語にしたい」としている。
そしてサイト上で渡辺氏は宮沢賢治の「雨ニモマケズ」を朗読しているのだが、これがなんとも良い。
ぜひご覧になってみて欲しい。
そして目を瞑ってこの朗読を聴いてみて欲しいのだ。

メガネを買った!

生まれて初めてメガネを買った。言いたかないけど老眼鏡だ。
近くのものが見にくくなったくだりは本ブログの「目の前の糸が取れない・・・」で軽くお伝えしたが、最近どうにも新聞が読み辛い。移動中の読書も苦手になってきた。そうなると両者ともあまり読まなくなってしまうので、イカンイカンと思い、「メガネっていくらするの?どうやって作るの?」ということで最近、メガネ屋さんをリサーチしてたのだ。安ければ5~6千円、高ければ数万円と店によって様々であったが、フレーム+レンズのセットで買えるようだ。歳とって症状が進むことを考えれば一生もの的イイヤツである必要もなく、さりとて安物だとなんか後悔しそうな・・・と考えあぐねていた時の家内の一言、「とりあえず100円ショップでいいんじゃないの?」
お~そーかぁ、その手があったかぁ、と深く頷いた。でもちゃんと見えんのかしら??と一抹の不安はあるものの「どーせ100円だし」と言う事で買ってきてもらった。Photo_3

早速、新聞を読んだ・・・感動した・・・あの目医者さんの検眼レンズ以来の感動であった!

見える、見える!実に良く見えるではないか!!

この実効性と感激は例えて言うなら「○○を飲んだ後の◇◇」にも似ている。
ちなみに私は○○を飲んだことはないので、その後の◇◇については具体的に言及出来ない。これじゃ例えになってないが、そんなことはどうでもいい。

自宅のリビングはほの暗い。だから新聞の字ヅラはテキメンなのだ。会社は明るいがそれでも小さな文字が出てくるとツライ。昼メシの後、コーヒー飲みながらの読書は諦めかけてた。
う~ん、これはまさに失われた青春を取り戻したかのようだ。こんなコスト・パフォーマンスの高いもの見たことない!これなら家用、会社用、外出用、車用、休日用、ゴルフ用、カヤック用、朝メシ用、昼メシ用、晩メシ用などなど、たくさん買っちゃってもいーんじゃないのか!
ありがたい、ありがたい。

と言う事で写真は会社用に本日買ったメガネ。早速、これをして提出書類に住所、氏名などフィルアウトしてみたが、自分の名前までうまく書けた。
見た目も100円には見えないな。

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